高校生のお笑い日本一を決める「第6回笑顔甲子園“絆”in新居浜」(新居浜市主催)の決勝バトルが28日、愛媛県新居浜市繁本町の市民文化センターであり、京都府立桃山高3年の無敵亭大我(むてきていたいが)こと弘田敏基さん(17)がグランプリを獲得した。落語の優勝者は今回が初めて。唯一の県勢コンビ「オレンジグリップ」(今治市)は総合4位と健闘した。
 全国から集結した11組がエネルギッシュなパフォーマンスで会場の市民約450人を笑わせた。
 2年連続出場で、昨年3位だった弘田さんは今回、上方落語の「延陽伯(えんようはく)」を披露。言葉遣いが丁寧すぎる妻と夫が交わす奇妙な掛け合いを、関西弁で軽快に語り上げて高い評価を得た。